売れる名刺の作り方の教科書

本ブログではビジネスの必須アイテムとも言える「名刺」を「売れる名刺」に反映していく具体的な方法をご紹介しています。「自社の強みや売りをどのように掲載すればいいのか」「どんなレイアウトがよいのか」「肩書きやキプロフィール等どのように作ればいいのか」など、今後の売上拡大や新規顧客の開拓をお考えの方、今後名刺を作り変える予定のある方にお役に立てる情報を提供しています。




セミナー講師と名刺交換する前に知っておきたい3つのポイント

あなたはセミナーに参加した際に、講師と名刺交換する方ですか?それとも名刺交換はしないですぐに帰る方ですか?今回は講師と名刺交換する前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

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1.セミナーが始まる前に名刺交換をしておきましょう。

 

一般に、多くの方が「セミナー終了後」に、講師との名刺交換を希望される方が多く、長蛇の列になっている光景を見かけますが、「あなたの印象」を残したい場合は、「セミナーが始まる前」に、講師と名刺交換しておきましょう。

講師側の立場からすると、セミナー後の名刺交換は、並んでいれば並んでいるほど、後ろで並んでいる方にも気を遣っていますので、適度な会話に適度な時間で終わらせなければと考えています。ですので、講師側は名刺を交換していますが、後日あなたが誰だったか?ということを鮮明に思い出すことが難しいのが現状です。
一方、「セミナーが始まる前」は、講師の方も少し余裕がありますので(若干早めに会場入りしている場合)あなたをセミナー参加者としてではなく、「個人」として話を聞ける環境にありますので、印象に残る確率が高まります。もちろん、会場の準備や主催者と打ち合わせをしている場合は、適度なタイミングを察しながら名刺交換しましょう。

2.講師の公開情報を事前に調べておきましょう。

 

あなたが「セミナーに参加する」ということは、あなたの「貴重な時間を使う」ということでもあります。せっかくのセミナー(勉強会)ですから、質の高い時間にするためにも、あらかじめ講師のホームページやSNSなどの公開情報を調べておきましょう。
どんな思いやどんな考えで取り組んでいるのか、事前に相手(講師)を把握することで、名刺交換の際、ワンランク上の会話ができますので、印象に残ることができます。
また講師が無料メルマガなど配信しているようでしたら、メルマガ登録しておくのも一考でしょう。その際は、「昨日メルマガ登録させていただいた○○です」と話してみてください。講師は喜んでくれるだけでなく、あなたのことが印象に残るでしょう。(ある意味見込み客ですからね)

3.講師の著書を事前に読んでおきましょう。


講師の方が出版されているようでしたら、なるべく著書を読んでおくようにしてください。著書はAmazonなどで「名前」で検索しても良いですし、プロフィールなどにも紹介されている場合がありますので、確認しておきましょう。事前に著書を読んでおくことで、あなたは「お客さん」という立場になりますし、実際に本を読んでおくことで、セミナー内容の理解度が高まります。(仮に同じ内容だとしても、文字で見るのと音で聞くとでは、感じ方が違います)
また、セミナーの最後によく質疑応答といった時間が設けられていますが、他の方の目もあり、時間も限られていますので、なかなか質問しづらいといったのが現状でしょう。
ですので、上記内容を踏まえ、セミナーが始まる前に、「著書を読ませていただきました。○○について特に印象に残りました」などの感想を交えながら名刺交換をする、「著書を読ませていただきました。○○に関して質問してもよろしいですか?」などのセリフを交えて名刺交換を心掛けてみましょう。印象に残るだけでなく、本には書いていない最新情報も教えてくれることもあるでしょう。

 

以上、今回はセミナー講師と名刺交換する前に知っておきたい3つのポイントをご紹介しました。あなたの「関わり方」や「事前の準備のしかた」で、名刺交換は価値交換に変わっていきます。もちろん、セミナー開催には様々な関係者が絡んでおりますので、臨機応変に対応してくださいね。