売れる名刺の作り方の教科書

本ブログではビジネスの必須アイテムとも言える「名刺」を「売れる名刺」に反映していく具体的な方法をご紹介しています。「自社の強みや売りをどのように掲載すればいいのか」「どんなレイアウトがよいのか」「肩書きやキプロフィール等どのように作ればいいのか」など、今後の売上拡大や新規顧客の開拓をお考えの方、今後名刺を作り変える予定のある方にお役に立てる情報を提供しています。




名刺を作成する前に知っておきたい3つのポイント

基本的にビジネスのシチュエーションで必ず行われるのは名刺交換。
そこで渡した名刺は受け取ってもらえるし、興味をもってもらえれば読んでもらえます。ですので、その名刺に何が書かれていて、どう表現されているかで、相手に与える印象が大きく異なります。そこで、自社のアピールをするのではなく、見た相手が自分にとって役立つのかどうかがわかり、こちらの強みを伝えることができ、そこから会話が膨らむきっかけを作ることができれば、名刺交換をするだけで、ビジネスに直結することも少なくありません。ビジネスの必須アイテムとも言える名刺。そろそろ名刺を見直した方がいいかもと感じつつある方、お客様目線に立った受注に繋がる名刺に作り変えたい方、営業力を強化したいとお考えの方の参考になれば幸いです。

 

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お役に立てる対象者を明確にする

まず名刺をつくる前に、
あなたがお役に立てる対象者を明確にしましょう。

 

当たり前ですが、
ビジネスは相手からの依頼があって、
初めて成立しますので、
まずは貢献できる相手(悩み)を指名しましょう。

 

ここで1つ、誤解を恐れず申しますと、
名刺は会社名や名前を売ることではありません。

 

なぜなら、
相手側にとっては、
いきなり、会社名や名前が、
欲しいわけではないからです。

 

ですので、相手側にとって、

 

・自社にとってメリットがありそうか?
・何が得意な会社(人)なのか?
・何を依頼したらよい会社(人)なのか?

 

を伝える「価値交換のツール」として
捉えてみてください。

 

ということで、
具体的には、名刺の表面に、

 

・〇〇でお悩みの方へ
・〇〇でお困りの方へ
・〇〇をお考えの方へ など、

 

まずは、
「お役に立てる対象者」を明確にしましょう。

 

例えば、

■広告業であれば、

・「今の広告ではたしてよいのか?」
  とお考えの経営者の方へ

 

■リラクゼーション業であれば、

・最近肩こり・腰痛でお悩みの方へ

・もみかえしの無い整体院をお探しの方へ

など、上記の例を参考に考えてみてください。


ベネフィットを明確にする

対象者を明確にしていただいたら、
その対象者が仮に依頼しようとした場合、

 

・どんなメリットが期待できそうか?
・どうなれそうか?
・どんなコトが待っているのか?

 

など、提供できる商品名・サービス名を
記載しておきましょう。

 

例えば、

■広告業であれば、

・お客様目線に立った
 売れる広告の作り方を身に付けませんか?

 

■リラクゼーション業であれば、

・まずは、その肩こりの原因を
 チェックしてみませんか?

など、上記の例を参考に考えてみてください。


肩書きを入れる

一般に「肩書き」と聞くと、
代表取締役や営業部長などの「役職名」や、

 

社会保険労務士などの
「資格名」をイメージしがちですが、

 

可能であれば、あなた自身が、

 

・何が得意なのか?
・何の専門分野なのか?

 

がわかるような「肩書き」を記載しましょう。

 

例えば、

■「整体師」ではなく、
 →肩こり腰痛改善アドバイザー

 

■「社会保険労務士」だけではなく、
助成金に強い社会保険労務士

 

■「中小企業診断士」だけではなく、
→融資に強い中小企業診断士

 

■「税理士」だけではなく、
→IT企業専門の税理士

 

■「代表取締役」だけではなく、
代表取締役
 外壁塗装職人歴30年
 鈴木 一郎(仮名) など

 

・何が得意なのか?
・何で貢献できるのか?

 

がわかるように、記載しておきましょう。


営業力とは売り込む力ではなく、
「貢献する力」のことです。

この機会にあなたの名刺を
一度、客観的に見てみてください。

 

・営業力を強化したいとお考えの方


・そろそろ名刺を見直した方がいいかもと感じつつある方


・お客様目線に立った受注に繋がる名刺に作り変えたい方
 
の参考になれば幸いです。